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赫奕たる知性 ~三島 由紀夫~ [雑感]

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休日の朝食は、飲み物をサイズアップしてもらい

いつものように店内としました。 (いんちょ風)

前置きはさておき。

先日久方ぶりに父に会いました。

その度に所持品の整理も兼ねてなのか

私が全く吸わないパイプ関係を段ボール2箱とか、

若かりし頃に使ってたカフスや金のライターなんぞ持ってきて

嬉しいのか微妙だったり(笑)

今回は本当に歓喜のものを譲り受けました。

三島由紀夫の発行刊や、自決の後の父親による回顧録です[ぴかぴか(新しい)]

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私の名は遺作「豊饒の海」シリーズにちなんで付けられました。

主人公は、繊細な感性と憂いを帯びた端整な顔立ちの青年なのですが

二十歳で世を去り、輪廻転生を繰り返す話です。

小学校の時、それを聞き、本をかなり読む私でしたが

三島だけは「ハタチになったら読もう」と決めて、そうしました。

彼は、よく楯の会や、市ヶ谷駐屯地の演説・自決が

前面に出されて語られてしまうこともよくありますが、

私は、彼の純然とした日本語や、文学性、

そして何よりもう二度と輩出されぬ知性に陶酔してしまうときがあります。

大学紛争のさなかの学生連合たちとの討論でも

失礼な質問やヤジに対して

確かな知識・歴史観、そしてユーモアをもって議論した映像が残っています。

まさに「赫奕たる」知性 (-"-)

読むのが楽しみです[るんるん]


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